ソーシャルイノベーションフォーラムの様子と、これからの情報保障
東京で行われた日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019にて、
noteの作品が展示されました。
遠方なので行けませんでしたが、フォロワーさんがわざわざ写真を送ってくださいました。
写真を送ってくださった方は、
私と同じく「#こんな社会だったらいいな」というコンテストで受賞された方でした。
(準グランプリ受賞作↓)
Twitterのダイレクトメッセージで、
「表には出せなかったのですが、梟さんの記事で、音声認識グラスのデモンストレーションをやってる時のお写真です。皆さん、熱心に聞いておりましたよ~」と教えてくださり、
とても嬉しくなりました。
会場では、視覚障がいの方への読み上げサービスが行われていたようです。
『OTON GLASS』というハイテクメガネだそうです。
OTON GLASS(オトングラス)は、視覚障がいによって文字を読むことが困難な方のために開発されたメガネ型の機器です。 読みたい文字のほうを向いてボタンを押すと、カメラが文字を撮影し、音声として読み上げてくれます。 (オトングラス公式サイトより)
すごいですね。
おそらく、<文字を認識する技術>と<読み上げる技術>というのはもう随分前から開発されてきたと思われますが、
それを“メガネ”という、違和感ない装飾品として<商品>にまで持っていく、というところがやはり日本人的というか、藤子・F・不二雄的ですね。
Q. JINSとはどのような提携をしているのですか?
JINSからはメガネのフレームに関するアドバイスなどをいただいています。
JINSとも提携しているようです。ファッション性もバッチリ。
これは視覚障がいを持つ方に限らず、
加齢による視覚の衰えにもアプローチしていく可能性、
一般にも普及する未来も有りえるなぁ、なんて思いました。
情報へのアクセス権や機会の保障ということに関しては、
学部時代に聴覚障がいを持つ学生への支援活動に携わっていたので、そのことを思い出しました。
科学技術の進歩によって、情報保障の質や幅が広がっていくのだろうとは思います。
有事のときは、情報伝達が遅れることが命に関わることもあります。
いずれまた来る大きな災害のとき、どのような形でハンディキャップを抱えた方々へ素早く正しい情報を伝達するのかということも、個人的には関心度の高いテーマです。
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