思い出す

いつも車の中ではスマホでお笑いのラジオを流しているのですが、

昨日めずらしく電池が切れてしまい、

何も聴くものがなくなってしまいました。

いつぶりか分からないくらいAUDIOをCDに変えてみたら、

何年も前に買った高橋優の「来し方行く末」というアルバムが入ったままになっていました。

スマホの電池もないし、仕方なくCDを聞くことにしました。

アルバムの最後の曲が「BEAUTIFUL」という曲なのですが、

久しぶりに聞くと良い歌詞だなと感じました。

そして、何か忘れていたことを思い出させられたような気もしました。


そりゃ寂しかったろう
辛かっただろう
どれくらい一人で悩んでいたの

ここまで来れたことが素晴らしいよ

一つだけでいい 信じてほしい

君は美しい


この曲は別にカウンセリングのことをいった歌詞ではありませんが、

聞いていてふと自分の仕事を振り返ってしまいました。


仕事が忙しくなってきて、

ひとつひとつのケースに丁寧に出会うことができなくなってきている感覚がありました。

カウンセラーにとっては何人もいる来談者の一人であっても、

来談者にとっては藁にもすがる思いでやっと辿り着いた特別な“初回”だったりするんだと、

当たり前のことだけど忘れていたような気がしました。

自分もかつては相談する側だったことを思い出したのでした。

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